クレジットカードのインビテーションとは?招待制と申込制の違いは?
クレジットカードを取得する際には、自分でカードを選び、インターネットや郵送で申し込みをして審査を受けるというのが通常の流れです。
ただ、実はクレジットカードには、カード会社からのインビテーションで上位のカードにランクアップ出来るという仕組みがあるのです。
そこで、クレジットカードのインビテーションとはどういったものなのか、また招待制と申込制の違いにはどのようなものがあるのかについてまとめました。
クレジットカードのインビテーションとは?
クレジットカードのインビテーションとは、「現在所有しているクレジットカードのグレードをアップしませんか?」というカード会社からの招待です。
インビテーションは招待という意味ですので、そのままですね。つまり、カード会社からクレジットカードのアップグレードに関するお誘いを受けることをインビテーションを受けると呼んでいます。
カード会社からのインビテーションは、郵送で送られてくる場合がほとんどです。ただ、他にも、インターネット上の会員サイトでお知らせが来たり、電話で案内が来る場合もあります。
インビテーションは、カード会社の方から上位のカードにランクアップしませんかというお誘いをするわけですから、招待を受けて申し込んだのにカードが発行されないということはまずありません。
ただ、インビテーションの前後で延滞をしたり、支払いが滞っていたりすると、カードが発行されない場合もありますので、インビテーションが届けば100%必ず上位カードにランクアップ出来るというわけではありません。
招待制と申込制クレジットカードの違いは?
クレジットカードの申し込み方法としては、自分で申し込みをする方法とクレジットカードの招待を受けて申し込みをする方法の2通りあります。
もちろん、カード会社によっては招待制のクレジットカードを取り扱っていない場合もありますが、プラチナクラス以上のカードを発行している場合は招待制にしているケースが多くあります。
では、自分で申し込みをする申込制のクレジットカードと招待制のクレジットカードにはどのような違いがあるのでしょうか。
招待制と申込制クレジットカードの違い
招待制と申込制クレジットカードの違いとしてまず挙げられるのが、申し込みをする際の流れです。
また、招待制と申込制クレジットカードには、クレジットカードのグレードに大きな違いがあります。
申し込みの流れ
通常の申込制のクレジットカードは、自分で欲しいクレジットカードを選び、自分の好きなタイミングでクレジットカードの申し込みをしますよね。
ただ、招待制のクレジットカードは、カード会社からのインビテーションを受けて初めて申し込みをすることが出来ます。
そのため、招待制のクレジットカードは、いくら自分が欲しいと思っても、カード会社から招待をされない限り申し込むことは出来ないのです。
ただ、カード会社によっては、申込制のクレジットカードであっても、現在利用しているクラスよりも上位のカードがあればインビテーションを送る場合もあります。
クレジットカードのグレード
招待制と申込制クレジットカードの大きな違いは、クレジットカードのグレードです。
招待制のクレジットカードは、基本的にはプラチナカードやブラックカードなど、いわゆるステータスカードと呼ばれるものに限定されています。
例えば、JCBカードの場合、JCB一般カードやJCBゴールドは申込制のクレジットカードとなりますが、上位カードとなるJCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスは、招待制のクレジットカードとなります。
つまり、JCBゴールドよりも上位のクレジットカードを取得するためには、JCBカードからのインビテーションが必要ということになります。
どのグレードから招待制にするのかはカード会社によって異なりますが、上記のようにグレードが高いカードほど、招待制になっている場合が多いと言えます。
招待制クレジットカードはサービス内容の充実度が高い
クレジットカードの中には、カード会社からのインビテーションを受けて申し込みが可能となる招待制のクレジットカードがあります。
招待制のクレジットカードは、基本的にはプラチナカードなどのステータスカードとなりますので、必然的にサービス内容のクオリティも高くなります。
もちろん、その分一般カードなどに比べると年会費も高額になりますが、付帯するサービスを利用することを考えれば十分元が取れるどころか、得になる場合がほとんどです。
招待制のクレジットカードは、確かに敷居は高いのですが、ステータス性の高さを含めてかなり魅力的なカードとなりますので、インビテーションを受けることを目標に、まずは一般カードに申し込みをしてみてはいかがでしょうか。