JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードの違いは？
JCBカードでは、個人向けのクレジットカードの他に、法人企業や個人事業主向けの法人カードを発行しています。法人カードは経理管理を楽にするなど、様々なメリットがあります。
JCBの法人カードには、JCB一般法人カードなどのポイント型とJCBビジネスプラス法人カードなどのキャッシュバック型の2つのタイプがありますが、 JCBの法人カードとJCBビジネスプラス法人カードにはどのような違いがあるのでしょうか。
そこで、JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードの特徴や違いについてまとめました。
JCB一般法人カードとは？
JCB一般法人カードは、JCBが発行しているポイント型の法人カードになります。
ポイント型法人カードとは、クレジットカードの利用金額に応じてポイントが貯まる法人カードです。JCB一般法人カードは、JCBの個人向けクレジットカードと同様にOki Dokiポイントのポイントシステムが適用されます。
また、JCB一般法人カードのポイント付与率も個人向けカードと同様に、1,000円ごとに1ポイント貯まる仕様となっています。Oki Dokiポイント1ポイントあたりの価値は5円程度となりますので、JCB一般法人カードの基本的なポイント還元率は0.5％となります。
JCB一般法人カードでは、通常のショッピング利用の他にも、JCBのポイントモール「Oki Dokiランド」の利用でポイント最大20倍、海外利用でポイント2倍といったポイント優待もあります。ポイント型法人カードの場合、貯めたポイントは景品に交換したり、提携会社のポイントやマイルに移行するなど様々な使い道があります。
ポイント型のJCB法人カードには、他にJCBゴールド法人カードやJCBプラチナ法人カードがあります。
JCBビジネスプラス法人カードとは？
JCBビジネスプラス法人カードは、JCBが発行しているキャッシュバック型の法人カードとなります。キャッシュバック型法人カードは、クレジットカードの利用金額に応じて、ポイントの代わりにキャッシュバックが受けられる法人カードとなります。
JCBビジネスプラス法人カードもキャッシュバック型のクレジットカードとなりますので、ポイントシステムの適用はありません。JCBビジネスプラス法人カードのキャッシュバック率は、月額の利用金額によって異なりますが、最大で3.0％となります。
キャッシュバック型の法人カードであるJCBビジネスプラス法人カードでは、まず毎月の利用金額に応じてキャッシュバック率が決定し、上記の項目の利用金額を対象にキャッシュバック金額が決まります。JCBビジネスプラス法人カードのキャッシュバック金額の月額の上限は、15,000円となります。
キャッシュバック型のJCB法人カードには、JCBビジネスプラス法人カードのゴールドクラスとなるJCBビジネスプラスゴールド法人カードもあります。
JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードはどこが違う？
JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードは、基本的なスペックは同様ですが、ポイント型とキャッシュバック型という大きな違いがあります。
JCB一般法人カードがクレジットカードの利用金額に応じてポイントが貯まるのに対し、JCBビジネスプラス法人カードはポイントの付与はなく、キャッシュバックを受けられる仕組みになっています。
逆に、JCB一般法人カードにはJCBビジネスプラス法人カードのように直接キャッシュバックを受けられるサービスはありません。
JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードはどちらがおすすめ？
JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードは、どちらがおすすめということはありませんが、キャッシュバックのシステムがよく分からない、馴染みのあるポイントシステムを利用したいということであれば、JCB一般法人カードの方が良いでしょう。
また、JCB一般法人カードは、個人向けのクレジットカードと同様に、貯めたポイントを景品や商品券、提携会社のポイントに交換することが出来ますので、様々な使い方をしたいという際も、JCB一般法人カードがおすすめです。
逆に、ポイントを貯めても使い道で迷う、使い道があまりないという場合は、キャッシュバック型のJCBビジネスプラス法人カードを選ぶ方が良いでしょう。
また、JCBビジネスプラス法人カードは、直接キャッシュバックで現金が入ってきますので、直接的な経費削減にも繋がります。
JCB一般法人カードとJCBビジネスプラス法人カードは、それぞれの特徴を理解した上で使い勝手が良い方を選択することをおすすめします。
