JCB法人カードのキャッシュバック率は？交換方法・申請方法は？
JCB法人カードには、クレジットカードの利用金額に応じてポイントが貯まるポイント型の法人カードと、利用金額に応じてキャッシュバックが受けられるキャッシュバック型の法人カードがあります。
ポイント型のJCB法人カードは、基本的には個人向けのJCBカードと同じく1000円ごとに1ポイントが付与される仕様となっていますが、キャッシュバック型のJCB法人カードではどのくらいのキャッシュバックが受けられるのでしょうか。
そこで、キャッシュバック型のJCB法人カードのキャッシュバック率と交換方法・申請方法についてまとめました。
キャッシュバックで経費節減におすすめ！JCBビジネスプラス法人カード
JCB法人カードのキャッシュバック率は？
JCB法人カードのキャッシュバック率は、最大3.0％となります。また、キャッシュバックされる金額の上限は、月15,000円までとなっています。
現在JCBで発行しているキャッシュバック型の法人カードは、JCBビジネスプラス法人カードとJCBビジネスプラスゴールド法人カードの2つです。
JCBビジネスプラス法人カードもJCBビジネスプラスゴールド法人カードも、キャッシュバック率は0.5％～3.0％となります。
JCB法人カードのキャッシュバック率は、クレジットカードの毎月の利用金額に応じて異なります。もちろん、毎月の利用金額が多くなればなるほどキャッシュバック率も高くなります。
実際のキャッシュバック率は、1ヶ月の利用金額が5万円～20万円未満の場合は0.5％、1ヶ月の利用金額が100万円以上の場合は3.0％となります。
ちなみに、JCB法人カードでキャッシュバックが発生するのは、1ヶ月の利用金額が5万円以上の場合となりますので、利用金額が5万円に満たない場合はキャッシュバックの対象になりません。
JCB法人カードのキャッシュバック率・キャッシュバック対象項目
JCB法人カードのキャッシュバック率
5万円～20万円未満：キャッシュバック率0.5％
20万円～40万円未満：キャッシュバック率1.0％
40万円～60万円未満：キャッシュバック率1.5％
60万円～80万円未満：キャッシュバック率2.0％
80万円～100万円未満：キャッシュバック率2.5％
100万円以上：キャッシュバック率3.0％
JCB法人カードでは、全ての利用分がキャッシュバックの対象となるわけでは無く、キャッシュバックの対象となる利用項目が定められています。
JCB法人カードでキャッシュバックの対象になる項目は、「JRの利用料金」「高速道路の利用料金」「ガソリンスタンドの利用料金」「タクシーの利用料金」「レンタカーの利用料金」「航空券の利用料金」「宿泊の利用料金」「旅行代理店の利用料金」の8項目となります。
キャッシュバック対象項目の合計金額の上限は、1ヶ月50万円までです。また、海外利用分や海外加盟店での利用分は対象外となっています。
JCB法人カードのキャッシュバック対象項目
JRの利用料金
高速道路の利用料金
ガソリンスタンドの利用料金
タクシーの利用料金
レンタカーの利用料金
航空券の利用料金
宿泊の利用料金
旅行代理店の利用料金
※海外での利用、海外加盟店での利用は対象外
交換方法・申請方法は？
JCBビジネスプラス法人カードやJCBビジネスプラスゴールド法人カードといったキャッシュバック型のJCB法人カードは、利用金額に応じてキャッシュバック率が算出され、自動的にキャッシュバックがなされますので、ポイントプログラムのような交換方法や申請方法は特にありません。
ただ、1ヶ月の利用金額が5万円未満の場合は、キャッシュバックの対象になりませんので、キャッシュバックを受けるためには、最低5万円以上クレジットカードを利用する必要があります。
ちなみに、キャッシュバック型のJCB法人カードを利用してから、実際にキャッシュバックを受けるまでの流れは下記のようになります。
キャッシュバックを受けるまでの流れ
JCB法人カードを月5万円以上利用する
キャッシュバックを受けるためには、キャッシュバック型のJCB法人カード、JCBビジネスプラス法人カードかJCBビジネスプラスゴールド法人カードを月5万円以上利用します。
ポイント型の法人カードであるJCB一般法人カードなどでは、キャッシュバックは行っていません。
キャッシュバック率が決定する
1ヶ月の利用金額に応じてキャッシュバック率が決まります。キャッシュバック率は利用金額が5万円～20万円未満の場合0.5％、20万円～40万円未満の場合1.0％、40万円～60万円未満場合1.5％、60万円～80万円未満の場合2.0％、80万円～100万円未満の場合2.5％、100万円以上の場合3.0％となります。
JCB法人カードを利用する（翌月）
キャッシュバック率が決定した翌月の利用分がキャッシュバックの対象となります。ただ、キャッシュバックの対象となる項目は、JRの利用料金や高速道路の利用料金、ガソリンスタンドの利用料金など合計で8項目となります。
また、キャッシュバック対象項目の合計金額の上限は、月50万円となります。海外や海外加盟店での利用分は、キャッシュバックの対象にはなりません。
キャッシュバックの実施（翌々月）
キャッシュバック率に翌月分のキャッシュバック対象金額を掛けた金額をキャッシュバック金額として受け取ることが出来ます。キャッシュバック金額の上限は月15,000円となります。
実際にキャッシュバックが受けられるのは、翌々月の利用料金の支払い日です。キャッシュバック金額は、カードの利用明細で確認することが出来ます。
このように、JCB法人カードのキャッシュバック率は、カードの利用料金に応じて異なります。また、JCBのキャッシュバック型法人カードでは、キャッシュバックの対象となる項目が定められています。
そのため、毎月ある程度まとまった金額で対象項目を利用するという場合は、キャッシュバック型のJCB法人カードを利用するメリットは大きいと言えます。
