ゴールドカードの審査・ゴールドカードの取得条件・審査基準とは?
ゴールドカードは一般カードに比べて年会費が高額で、付帯保険をはじめとする付帯サービスの内容が充実しているという特徴があります。
ただ、その分一般カードよりも取得条件や審査基準が高く設定されていて、取得するのが難しいというイメージがありますよね。
そこで、ゴールドカードの審査・ゴールドカードの取得条件・審査基準について、またおすすめのゴールドカードについてまとめました。
ゴールドカードの審査・ゴールドカードの取得条件・審査基準とは?
ゴールドカードの審査は、各カード会社が定めるゴールドカード独自の取得条件や審査基準によって発行が可能かどうかの審査がなされます。
ゴールドカードの取得条件・審査基準は、各カード会社によって異なります。また、カード会社ごとにゴールドカードの申込条件がありますので、申込条件を満たしていなければ、ゴールドカードに申し込むことは出来ません。
例えば、JCBで発行しているJCBゴールドの申込条件は、満20歳以上で本人に安定継続収入がある方となっていますので、18歳~19歳の未成年の方は申込むことが出来ません。JCBゴールドは高校生はもちろんですが、短大生や専門学校生、大学生など学生の方も申し込みは不可となっています。
また、三井住友VISAゴールドカードの申し込み条件は、満30歳以上で本人に安定継続収入のある方となっていますので、29歳以下の方は申込みが出来ません。
ゴールドカードの入会資格・申し込み基準について
JCBゴールドの入会資格・申し込み基準
満20歳以上で本人に安定継続収入がある方
※学生は申込み不可
三井住友VISAゴールドカードの入会資格・申し込み基準
満30歳以上で本人に安定継続収入のある方
ゴールドカードの取得条件や審査基準については、以前は年収にも明確な基準がありましたが、現在は年収の条件を明示しているカード会社はほぼありません。そのため、一概に年収がいくら以上であればゴールドカードを取得出来るとは言えないのです。
ただ、多くのゴールドカードの申し込み条件には、「安定継続収入がある方」とあります。つまり、年収の基準については不明ですが、一般的な会社員や公務員など、安定した収入がある方はゴールドカードに申し込みが出来るということになります。
また、ゴールドカードを取得する際には、取得条件・審査基準として公表されているわけではありませんが、クレジットヒストリーも重要とされています。クレジットヒストリーとは、今まで利用してきたクレジットカードの利用履歴です。
ゴールドカードに限ったことではなく、一般カードを取得する際も同様ですが、これまでクレジットカードを利用した際に、延滞を繰り返すなど、クレジットヒストリーに事故情報が残っていると、ゴールドカードだけではなく、クレジットカードの取得が難しくなるとされています。
ただ、ゴールドカードの取得条件・審査基準は、各カード会社によって異なりますし、公表されているわけではありませんので、どういった状態であれ絶対に取得出来る、あるいは取得出来ないと明言することは出来ません。
そのため、ゴールドカードを希望する際には、まずは各カード会社の入会資格や申し込み基準を確認し、自分が該当するかどうかを判断すると良いでしょう。
おすすめのゴールドカードは?
信頼性が高く、安心して利用できるゴールドカードとしては、日本でもなじみのあるJCBゴールドや三井住友VISAゴールドカードがおすすめです。
JCBゴールドの年会費は10,000円(税別)と、ゴールドカードクラスとしては標準的な年会費となっています。ただ、JCBゴールドの場合は、JCBのプロパーカードということで、付帯保険の補償内容が非常に充実しているという特徴があります。
まず、海外旅行傷害保険の補償額は最高で1億円とゴールドカードの中でもトップクラスです。また、海外旅行傷害保険には家族特約も付帯されていますので、かなりの充実度と言えるでしょう。
さらに、JCBゴールドは飛行機の遅れや手荷物が届かない場合などに適用される航空機遅延保険も付いていますので、年会費10,000円(税別)を支払っても取得する価値は大いにあります。
三井住友VISAゴールドカードは、JCBゴールドと同様に年会費が10,000円(税別)となりますが、年会費割引特典を利用することで最大4,000円(税別)まで年会費を安くすることが出来ます。
そして、年会費をここまで安く出来るにも関わらず、付帯保険や付帯サービスの内容はゴールドカードクラスとなりますので、維持費を掛けずにゴールドカードを持ちたいという方にとっては非常におすすめです。
20歳~29歳・30歳未満の方におすすめのゴールドカードは?
20歳~29歳・30歳未満の方におすすめなのは、いわゆるヤングゴールドカードと呼ばれるゴールドカードです。各カード会社では、通常のゴールドカードとは別で入会資格を20代の方に限定したヤングゴールドカードを発行しています。
例えば、JCBでは申込条件を20歳以上29歳以下で本人に安定継続収入のある方としたJCB GOLD EXTAGE(JCBゴールドエクステージ)を発行しています。
JCB GOLD EXTAGEは、20代限定のヤングゴールドカードということで、年会費も3,000円(税別)とJCBゴールドに比べてかなり安くなっています。にも関わらず、空港ラウンジサービスなどゴールドカードクラスのサービスを受けることが出来ますので、非常にお得です。
また、三井住友VISAカードで発行している三井住友VISAプライムゴールドカードも、入会資格を満20歳以上30歳未満で本人に安定継続収入のある方としていますので、JCB GOLD EXTAGEと同じく、20代限定のヤングゴールドカードとなります。
三井住友VISAプライムゴールドカードの年会費は、5,000円(税別)となりますが、三井住友VISAゴールドカードと同様に年会費割引特典を利用出来ますので、最大で1,500円(税別)まで年会費を安くすることが出来ます。
もちろん年会費が安くなっても、三井住友VISAゴールドカードとほぼ同様の充実したサービスを受けることが出来ますので、20代の方の場合は三井住友VISAプライムゴールドカードを取得する方がメリットが大きいと言えます。