国民年金はクレジットカードで支払い出来る？支払方法・手順は？
近年は年金の不払いなどがニュースになることが多いですよね。不払いの理由は様々ですが、単なる払い忘れということも多いようです。
年金には厚生年金と国民年金があり、厚生年金の場合は毎月お給料から保険料が天引きされますのであまり関係はありませんが、国民年金の場合は自分でしっかり支払う必要がありますね。
国民年金を支払う方法はいくつかありますが、日常的にクレジットカードを利用している方は、年金もクレジットカードで支払いたいと思ったことはないでしょうか。
そこで、国民年金は本当にクレジットカードで支払い出来るのか、また国民年金をクレジットカードで支払う方法や手順についてまとめました。
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国民年金はクレジットカードで支払い出来る？
国民年金はクレジットカードで支払いをすることが出来ます。国民年金の支払い方法は、口座振替か振込用紙を添えて現金で支払うかのどちらかだと思っている方も多いかもしれませんが、実はクレジットカードで支払うことも出来るのです。
国民年金をクレジットカード払いにすると、保険料を一旦カード会社が立て替えて支払い、後日指定の口座からカードの利用料金が引き落とされることになります。
そのため、うっかり払い忘れるということもありませんし、仮に年金の支払い時に手元に現金が無くても遅れずに支払うことが出来ます。
保険料の免除がある場合はカード払いは出来ない
国民年金はクレジットカードで支払うことが可能ですが、もし何かしらの理由で保険料の免除を受けている場合は、クレジットカードで支払うことは出来ません。
国民年金の保険料が免除になるケースは、学生で在学中の場合、所得が決められた基準より少ない場合などです。
仮に、上記のような理由で国民年金の免除を受けている場合は、クレジットカードでの支払いは出来ませんので、口座振替や現金で支払う必要があります。
国民年金をクレジットカードで支払う方法・手順は？
国民年金をクレジットカードで支払う場合は、所定の手続きが必要となります。
ただ、特に難しい手順などはなく、単に年金をクレジットカードで支払うための申込書を作成して提出するというだけですので、非常に簡単です。
ただ、手続きが完了して実際にクレジットカード払いになるまでには、数週間程度は掛かりますので、ある程度余裕をもって手続きを行った方が良いでしょう。
クレジットカード払いの支払方法・手順
国民年金をクレジットカードで支払うためには、まず国民年金保険料クレジットカード納付（変更）申出書を入手して必要事項を記入します。
そして、作成した申出書を近くの年金事務所に提出し、手続きが完了した旨の連絡が来ればクレジットカードで年金を支払うための手続きは完了です。
申出書を入手し必要事項を記入する
国民年金保険料クレジットカード納付（変更）申出書は、日本年金機構のHPからダウンロードすることが出来ます。また、申出書は年金事務所に行って直接受け取ったり、郵送してもらうことも出来ます。
国民年金保険料クレジットカード納付（変更）申出書には、自分の名前や生年月日、連絡先の他、基礎年金番号や利用するクレジットカード情報を記入するようになりますので、年金手帳やクレジットカードを予め用意しておくとスムーズでしょう。
また、もし国民年金の保険料を支払う方とクレジットカードの所有者が異なる場合は、申出書と併せて国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書も必要となります。
申出書を年金事務所に提出する
国民年金保険料クレジットカード納付（変更）申出書を作成したら、近くの年金事務所に提出します。もし、直接持参することが難しい場合は、郵送でも受け付けてくれます。
国民年金保険料クレジットカード納付（変更）申出書を提出してから、おおよそ数週間程度で、クレジットカード納付を受け付けた旨のお知らせが届きますので、以降の保険料はクレジットカードでの支払いとなります。
クレジットカード払いにする前に利用可能枠の確認を
国民年金の保険料は、口座振替や現金での支払いの他、クレジットカードで支払うことも可能です。また、クレジットカード払いにするための手続きも非常に簡単な手順で行うことが出来ます。
ただ、当たり前のことですが、国民年金の支払いに限らずクレジットカードを利用するためには、クレジットカードの利用可能枠が残っている必要があります。
既にクレジットカードの利用限度額に達している場合は、手続きを行ってもクレジットカードで国民年金を支払うことは出来ません。
そのため、クレジットカードで国民年金を支払う際には、予め利用するクレジットカードの利用可能枠を確認しておきましょう。
