分割手数料とは？リボ払い手数料・ボーナス払い手数料の違いは？
クレジットカードでの支払いをいつも1回払いにしているという方にはあまり関係がないかもしれませんが、分割払いやリボ払いを選択することが多い方にとっては、手数料は重要な問題ですよね。
クレジットカードには様々な支払い方法がありますが、分割払いやリボ払いを選択した際には、いわゆる金利手数料が発生します。
クレジットカードの手数料をきちんと把握しておかなければ、知らず知らずのうちに手数料のせいで支払い総額が大幅に膨れ上がってしまったというケースもありますので、注意が必要です。
クレジットカードを上手に使うためにも、分割手数料やリボ払い手数料、ボーナス払いとの違いなどについて、理解しておきましょう。
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分割手数料とは？
分割手数料とは、クレジットカードの支払い方法で分割払いを選択した際に支払う金利手数料のことです。
クレジットカードでは、商品代金を1回で払いきる一括払いの他、数回に分けて代金を支払う分割払いがありますが、分割で支払う際にはカード会社ごとに18％以内で設定されている所定の金利手数料が掛かります。
分割手数料はもちろん商品代金とは別で発生しますので、分割払いを選択した際には商品代金＋手数料を支払うことになります。
クレジットカードの1回払いでは手数料が発生しませんので、分割払いを選択した場合は1回払いを選択した場合よりも支払い総額が多くなるということですね。
ちなみに、分割払いと言うと、2回以上の支払い回数をイメージする方が多いと思いますが、実は2回払いは分割払いには含まれません。
そのため、3回以上の分割払いであれば、上記で記載したように分割手数料が発生しますが、2回払いは1回払いと同じく分割手数料が掛からないのです。
リボ払い手数料・ボーナス払い手数料の違いは？
リボ払い手数料・ボーナス払い手数料の違いとしては、リボ払いを選択した際には、1回で払いきらない限り確実に手数料が発生しますが、ボーナス払いは基本的に手数料が掛からないという点です。
通常の分割払いは、商品代金を支払い回数で割って毎月の支払いをしますが、リボ払いは支払い回数を限定せずに、毎月一定の金額を支払っていく支払い方法です。
リボ払いを選択した際には、分割払いと同様に18％以内の金利手数料が発生します。リボ払い手数料は、カード会社によっても異なりますが、分割払いの手数料よりも高めに設定されている場合が多いと言えます。
また、リボ払いは分割払いのように支払い回数が決まっていないので、結果的に支払い回数が多くなって、手数料も膨らみやすい傾向にあります。
ボーナス払いは手数料が掛からない？
原則として、ボーナス払いはリボ払いや分割払いのように手数料は掛かりません。というのも、ボーナス払いは、1回払いと同様に商品代金を一括で払いきる支払い方法なのです。
通常の1回払いは、クレジットカードの利用日にもよりますが、大抵は翌月の返済日に支払いをする必要があります。
対して、ボーナス払いは利用日の翌月ではなく、夏のボーナス時期、あるいは冬のボーナス時期に一括で支払いをしますので、クレジットカードを利用して商品を購入してから、実際に支払いをするまでに猶予期間があります。
ただ、通常の1回払いもボーナス払いも1回で商品代金全額を払いきるという点は同様となりますので、手数料が発生しないのです。
長期間のリボ払いよりもボーナス払いがおすすめ
リボ払いは毎月一定の金額を支払う方式となりますので、月々の負担が少なくて済むというメリットがありますが、その分支払いが長期化しやすく手数料も膨らみやすいという点があります。
もちろんリボ払いを選択していても、短期間で払い終えることが出来れば良いのですが、支払いが長期間に及ぶことが予想される場合は、ボーナス払いを選ぶことをおすすめします。
ボーナス払いは、一括払いとなりますので支払いが出来るか不安に思うかもしれませんが、支払い日までは最大で約半年間の猶予がありますし、最近は多くのカード会社でボーナス一括払いを、後からリボ払いに変更出来るサービスも導入されています。
そこで、ボーナス払いを選択し、支払い日まで毎月自分でお金を貯めておいて、ボーナス時期にまとめて支払ってしまえば、リボ払いで発生する毎月の手数料は掛かりません。
ボーナス払いは、利用出来る店舗が限られていたり、時期や金額が決まっているなどの制限もありますが、手数料が掛からないお得な支払い方法となりますので、ぜひ上手に活用しましょう。
