プラチナカードに必要な年収は?審査条件・年収目安・年収基準は?
一昔前までは、最もグレードの高いクレジットカードと言えばゴールドカードでした。しかし、プラチナカードの発行が開始されたことで、ゴールドカードよりも上位ランクのクレジットカードが誕生したのです。
ゴールドカードは、発行しているカード会社や種類にもよりますが、現在は一部の富裕層のみが取得できるステータスカードというわけではありません。実際に、一般的な会社に勤めている方で、ゴールドカードを所有しているという方も多いでしょう。
ただ、プラチナカードとなると、そう簡単に誰でも取得出来るというものではありません。では、プラチナカードを取得するためには、どれくらいの年収が必要になるのでしょうか。
プラチナカードが欲しいという方は、プラチナカードの審査条件や年収目安、年収基準を参考にしてみると良いでしょう。
プラチナカードに必要な年収は?
プラチナカードに必要な年収は、各カード会社がはっきりと公表しているわけではありませんので、一概には言えませんが、新規で申し込みをする場合はおおよそ1000万円~1500万円以上が目安になります。
年収が1000万円~1500万円以上となると、かなり高額な年収となりますので、一般的な会社員の方ではこの条件をクリアするのはなかなか難しいですよね。
もちろん、必ず年収1000万円~1500万円以上でなければ、プラチナカードを取得出来ないというわけではありません。
ただ、一般的にプラチナカードの利用限度額は、最低でも300万円程度となります。そのため、返済の点を考慮しても年収200万円~300万円、あるいは年収500万円程度ではプラチナカードの取得はかなり厳しいのです。
三井住友VISAゴールドカードやJCBゴールドといったゴールドカードの取得に必要な年収の目安はおおよそ500万円以上となりますので、プラチナカードはゴールドカードと比べても、かなりハードルの高いクレジットカードと言えるでしょう。
プラチナカードの審査条件・年収目安・年収基準は?
プラチナカードの審査条件・年収目安・年収基準は、プラチナカードを発行している各カード会社独自の基準で審査がなされますので、一概には言えません。
そのため、あるカード会社ではプラチナカードを取得出来たけれど、他のカード会社では取得出来なかったというケースも珍しくありません。
ただ、一般的にはプラチナカードの審査条件・年収目安・年収基準としては、年収目安が1000万円~1500万円以上、勤続年数の目安が10年以上となります。
また、審査条件の一つである勤続年数では、一般的な会社員と自営業でそれぞれ目安となる年数が若干異なる場合があります。さらに、医師や弁護士といった社会的地位の高い職業に就いている方は、目安となる年収基準などを満たさない場合でも、プラチナカードを取得できるケースもあります。
プラチナカードの年収や勤続年数の目安は?
年収
1000万円~1500万円以上
勤続年数
会社員:10年以上
自営業:10年~15年以上
プラチナカードの前にまずゴールドカードを取得しよう!
プラチナカードの取得に必要な年収の目安は1000万円~1500万円以上、そして勤続年数の目安は10年~15年以上となりますので、条件としてはかなり取得の難しいクレジットカードと言えます。
当たって砕けろの精神でプラチナカードに申し込むという方もいるかもしれませんが、ダメでもともとという考えでプラチナカードに申し込むのはおすすめ出来ません。
というのも、プラチナカードに限ったことではありませんが、カード発行の有無に関わらず、クレジットカードに申し込みをして審査に落ちたという情報は、個人信用情報機関に記録されます。
そのため、やみくもにプラチナカードに申し込んで審査に落ちるということを繰り返していると、申込みブラックとしてカードが発行されない状態に陥る危険性もあります。
そこで、プラチナカードの取得が厳しいと考えている方は、まずはワンランク下のゴールドカードを取得するという方法がおすすめです。ゴールドカードを取得して利用実績を積むことで、プラチナカードの招待が来る場合もありますし、自分から申し込みをする場合も審査の際に有利になります。
三井住友カードやJCBカードにもプラチナクラスのクレジットカードがありますが、まずはゴールドクラスの三井住友VISAゴールドカード、JCBゴールドを取得して利用実績を積みましょう。
ゴールドカードであれば、年収などの条件という点でもプラチナカード程高いハードルはありませんので、それほど取得が難しいということはありません。ただ、もしゴールドカードの取得も不安だという方は、三井住友VISAクラシックカードやJCB一般カードといった一般カードから徐々にランクアップしていくのがおすすめです。