プラチナカードの審査・プラチナカードの取得条件・審査基準とは?
クレジットカードの中でもハイグレードのプラチナカードに憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。プラチナカードは、ゴールドカードのさらに上のランクとなるステータスカードです。
最近ではゴールドカードを持っている方はそれほど珍しくありませんが、プラチナカードとなると、なかなかお目にかかる機会もありませんよね。
そんなプレミア感抜群のプラチナカードですが、実際にプラチナカードを取得するための審査はどのようになっているのでしょうか。
将来的にプラチナカードの取得を目指している方は、プラチナカードの審査や取得条件・審査基準などについて予め知っておくことが大切です。
プラチナカードの審査とは?
プラチナカードの審査は、率直に言うとかなりハードルが高いものとなっています。実際にプラチナカード以上のクレジットカードを所有している方の割合は、クレジットカード利用者全体の1%~2%程度と言われています。
ゴールドカードの所有者は、クレジットカード利用者全体の10%以上となりますので、ゴールドカードと比較してもプラチナカードを所有している方は極めて少ないのです。
つまり、プラチナカードの取得はそれだけ難しいと言えます。特に新規でプラチナカードに申し込む場合は、かなりの信用度がなければ取得は厳しいでしょう。
そのため、プラチナカードの審査を受ける際には、まず同じカード会社のゴールドカードを取得して、利用実績を積むという方法が一般的です。
また、プラチナカードでは、ゴールドカード以上のクレジットカードを取得する場合には、カード会社からのインビテーションが必要とされているケースも多くあります。
例えば、JCBカードの場合、ゴールドクラス以上のJCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスを取得するためには、JCBゴールドでの利用実績に応じてJCBカード側から案内されるインビテーションが必要となります。
上記観点からも、プラチナカードを取得するのは非常に難しく、特に新規申し込みの場合は、さらに審査のハードルは高くなると言えます。
プラチナカードの取得条件・審査基準とは?
プラチナカードの取得条件・審査基準は、各カード会社によって異なりますので、一概には言えません。また、通常カード会社では、取得条件や審査基準を公開していませんので、明確な詳細を知ることも出来ません。
ただ、一般的に新規でプラチナカードを取得する際の条件として、年収は1000万円~1500万円以上、勤続年数は10年~15年以上が目安と言われています。
もちろん、申込者の職業やスペックなどによって、カード発行の有無は異なりますので、必ず年収1000万円~1500万円以上、勤続年数10年~15年以上でなければならないというわけではありませんが、それでもプラチナカードの取得条件・審査基準はかなり厳しいと言わざるを得ません。
プラチナカードの取得条件・審査基準の目安
年収1000万円~1500万円以上
年収1000万円~1500万円以上という金額は、一般的な会社員ではかなり厳しい条件となりますね。プラチナカードの取得条件・審査基準としてなぜ高額な年収が目安となるかというと、やはりプラチナカードの利用限度額が高額に設定されているという点が大きいでしょう。
カードにもよりますが、一般的にプラチナカードの利用限度額は、最低でも300万円以上となっている場合が多くあります。そのため、年収が200万円~300万円、あるいは500万円程度では、プラチナカードが発行される可能性は極めて低いと言えるのです。
勤続年数10年~15年以上
10年~15年以上という勤続年数はおおよその目安となりますが、カード発行の有無は申込者の職業によっても大きく異なります。例えば、フリーランスの方や自営業の方は、仮に10年~15年以上働いているという実績があっても、プラチナカードの取得は困難となる場合があります。
逆に、医師や弁護士など、国家資格を所有している職業、あるいは一般的に社会的地位の高い職業の場合は、勤続年数が10年~15年未満であっても、プラチナカードが発行されるケースもあります。
プラチナカードの審査が不安ならゴールドカードを取得しよう!
プラチナカードの取得条件や審査基準は、非常に厳しく設定されていますので、特に新規申し込みの場合は、プラチナカードの審査をクリアするのはかなり難しいと言えます。
また、だめもとでもプラチナカードに申し込んでみたいという方もいるかもしれませんが、全く勝算がない状態での申し込みはおすすめ出来ません。
仮に、プラチナカードが発行されなくても、申し込みをして審査に落ちたという記録は残ります。そして、いくつかのカードに申し込んでは落ちるということを繰り返していると、各カード会社から申込ブラックとして認識され、カード発行が一切なされなくなる可能性もあります。
そこで、プラチナカードが欲しいけれど、審査をクリアできるか自信がない、あるいは取得条件や審査基準の目安を満たしていないという方は、まずはゴールドカードを取得しましょう。
例えば、JCBのプラチナクラスが欲しいならJCBゴールド、三井住友VISAプラチナカードが欲しいなら三井住友VISAゴールドカードを取得します。
プラチナカードを取得するためには、先に取得したゴールドカードで一定の利用実績を積み、招待を受ける、もしくはプラチナカードに申し込みをするという流れが最もスムーズでしょう。