JCBタクシーチケットとは?使い方・注意点・メリットは?
タクシーチケットと聞くと、タクシー会社が発行しているチケットをイメージする方が多いと思いますが、実はクレジットカード会社が発行しているタクシーチケットもあるのです。
カード会社が発行しているタクシーチケットの中でも人気が高いのが、JCBが発行しているJCBタクシーチケットです。
そこで、JCBタクシーチケットとはどのようなものなのか、またJCBタクシーチケットの注文方法や使い方、注意点やメリットなどについてまとめました。
JCBカードは安全性と利便性を兼ね備えた日本発祥の国際ブランド
JCBタクシーチケットとは?
JCBカードのJCBタクシーチケットとは、JCBカードが発行しているタクシーの運賃を支払う際に利用出来るチケットです。
JCBタクシーチケットがあれば、現金がなくてもタクシーの支払いをすることが出来ますので、非常に便利です。
JCBタクシーチケットは、1冊20枚つづりの複写式になっていて、利用した分の料金は注文の際に指定したJCBカードの利用料金として後日請求になります。
JCBタクシーチケットは、全国に約3000店以上あるタクシー会社加盟店のタクシーで幅広く利用することが可能です。
JCBタクシーチケットの注文方法は?
JCBカードのJCBタクシーチケットの注文方法は、インターネット、もしくは電話での注文となり、どちらも24時間受け付けています。
注文の際には、JCBのカード番号や暗証番号、JCBの会員専用サイトMyJCBのログイン情報などが必要となりますので、事前に準備しておくと良いでしょう。
JCBタクシーチケットは、注文からおおよそ1週間程度で簡易書留で届きますので、きちんと受け取れるようにしておきましょう。
JCBタクシーチケットの送料は無料ですが、発行の際には1冊につき300円(税別)の発行手数料が掛かります。
ただ、JCBゴールド、ゴールドザ・プレミア、ザ・クラスなど、ゴールド会員以上の方は、発行手数料無料で注文をすることが可能です。
JCBタクシーチケットの注文に利用出来るカードは?
JCBタクシーチケットの注文に利用出来るJCBカードは、カード番号が「3540~43」、もしくは「3550~53」から始まるJCBカードです。
そして、カードの裏面にJCBカードの問い合わせ先が記載されているカードであれば、JCBタクシーチケットの注文に利用することが出来ます。
ただ、法人カードの場合は、インターネット、もしくは自動音声対応の電話注文は出来ませんので、直接カード裏面の問い合わせ先に連絡して注文をするという流れになります。
JCBタクシーチケットの使い方は?
JCBカードのJCBタクシーチケットの使い方は、タクシーの精算時にJCBタクシーチケットに必要な事項を記入し、運転手さんに渡すだけです。
JCBタクシーチケットに記入する項目は、「ご利用日」「乗車区間」「メーター料金」「その他料金(立替金等)」「料金合計」「署名」の6つです。
上記の項目をきちんと記入し、降車の際に運転手さんに渡せば、キャッシュレスでスムーズにタクシーを利用することが出来ます。
JCBタクシーチケットを使う際の注意点は?
JCBタクシーチケットは、上記の手順で簡単に使うことが出来ますが、実際に利用する際にはいくつか注意点があります。
JCBタクシーチケットをスムーズに利用するためにも、下記の注意点については予め確認しておきましょう。
有効期限を確認する
JCBタクシーチケットには、有効期限があります。有効期限が切れているチケットは当然利用することが出来ません。
そのため、JCBタクシーチケットを利用する際には、有効期限が切れていないか事前にしっかりと確認しておきましょう。
上限金額と上限枚数を守って利用する
JCBタクシーチケット1枚で利用できる金額は1万円未満です。また、一度に利用出来るチケットの枚数は3枚が上限です。
上記を超える金額、枚数での利用は出来ませんので、使う際には上限の枚数と金額を守って利用しましょう。
署名はチケットを注文した会員のみ
JCBタクシーチケットの署名欄に記入できるのは、チケットを注文した会員本人のみです。
そのため、会員本人がチケットを利用する場合は特に問題ないのですが、会員以外がチケットを利用する場合は、予め会員本人が署名欄に署名し、利用方法などを説明して渡す必要があります。
記入の際にはボールペン等を利用する
JCBタクシーチケットに記入する場合は、えんぴつやシャープペンシルなど、後から消すことができる筆記用具での記入は厳禁です。
無用なトラブルを防ぐためにも、記入の際にはボールペンなど消えない筆記具を使うようにしましょう。
JCBタクシーチケットのメリットは?
JCBタクシーチケットのメリットは、タクシーチケットでの清算となりますので、現金なしでスムーズに清算することが出来るという点です。
また、利用した分の料金は、後日カード会社からの請求となりますので、あまり現金を持っていない状態でも、料金を気にすることなくタクシーに乗ることが出来ますね。
さらに、JCBタクシーチケットは、他のタクシーチケットに比べて有効期限が長く設定されているというのも嬉しいメリットでしょう。
一般的なタクシーチケットの有効期限は、おおよそ1年程度となっている場合が多いのですが、JCBタクシーチケットは最大で2年程度の有効期限があります。
また、JCBタクシーチケットは、複写式となっています。そのため、利用した分の控えを自分で所有しておけば、後日クレジットカードの利用明細と照らし合わせることも出来ますので安心です。
JCBタクシーチケットは全国各地で利用できる!
JCBカードのJCBタクシーチケットは、全国各地にあるJCBタクシー加盟店で利用することが出来るタクシーチケットです。
一般的なタクシーチケットは、地域限定、あるいは決まったタクシー会社でしか使えないという場合も多いのですが、JCBタクシーチケットは全国各地に3000店以上ある加盟店のタクシーで利用することが出来ます。
そのため、出張先や旅行先などでタクシーを利用する場合でもとても使い勝手が良いタクシーチケットなのです。
支払いもJCBカードの請求と一緒になりますので、タクシーを良く利用するという方には非常におすすめです。