法人カードは学生・未成年でも作れる？申込可能な年齢・条件は？
最近は、10代や20代の若い方でも会社を立ち上げたり、事業を起こしたりするケースが増えていますよね。
また、学生の方が在学中に起業したという話もニュースなどでよく耳にするようになってきました。
会社を経営したり、個人で事業を行っている場合に役立つのが法人向けのクレジットカード、いわゆる法人カードですが、未成年の方や学生の方でも法人カードを取得することは出来るのでしょうか。
そこで、法人カードは学生や未成年でも作れるのか、また法人カードに申し込みが可能な年齢や条件にはどういったものがあるのかについてまとめました。
法人カードは学生・未成年でも作れる？
法人カードは学生や未成年でも作れるかというと、法人カードの種類によって異なりますので、一概には言えません。
基本的にクレジットカードは、法人カードに関わらず高校生を除く18歳以上の方を対象としていますので、18歳未満の未成年の方や高校生の方はクレジットカードを作ることは出来ません。
ただ、高校生ではない18歳や19歳の未成年の方、また短大生や大学生、専門学校生の方は、クレジットカードの種類にもよりますが、条件をクリアしていればクレジットカードに申し込むことが可能です。
しかし、上記はあくまでも個人向けのクレジットカードを取得する場合の話になります。
法人カードは、個人向けのクレジットカードとは異なり、法人企業や個人事業主を対象として発行されているクレジットカードとなります。
そのため、仮に高校生を除く18歳以上の方を対象とした法人カードであれば、学生や未成年の方でも作ることが出来ますが、それ以前に法人企業を立ち上げている、もしくは個人事業主として登録していることが大前提となります。
法人カードに申込可能な年齢・条件は？
法人カードに申込可能な年齢や条件は、法人カードの種類によって異なります。20歳、あるいは30歳以上の方を対象とした法人カードもありますし、18歳以上から申し込みが可能な法人カードもあります。
また、法人カードが発行される条件としては、上記で記載した通り、法人企業、もしくは個人事業主であることが基本です。
仮に、申し込みが出来る年齢をクリアしていても、一般の会社員やアルバイト、パートでは法人カードに申し込むことは出来ません。
では、具体的な例としてJCB一般法人カードに申し込みが可能な年齢や条件について見ていきましょう。
JCB一般法人カードに申込可能な年齢・条件
JCB一般法人カードの場合、まず申し込みの条件としては、一般的な法人カードと同様に法人、もしくは個人事業主の方になります。
そして、申し込み対象者の年齢は、18歳以上となっていますので、高校生を除く18歳以上の方であれば申し込みは可能ということになります。
また、学生の申し込みは不可といったことは明示されていませんので、大学生や専門学校生、短大生の方でも申し込みをすることは出来るでしょう。
ただ、学生や未成年の方でも申し込みが出来るからといって、必ずしも法人カードが発行されるわけではありません。
法人カードも、通常のクレジットカードと同じく、カード会社の審査の上でカード発行の可否が決まりますので、当然審査に通らなけば法人カードは発行されません。
また、法人カードの審査は、個人向けのクレジットカードとは若干異なる部分もありますので、個人向けのクレジットカードが作れたから法人カードも作れるというわけではないのです。
法人カードの審査とは？審査基準・審査に落ちる原因・通過する方法
学生や未成年は法人カードを取得しにくい？
18歳や19歳の未成年や大学生、短大生、専門学校生などの学生でも、申し込みが可能な年齢や条件をクリアしていれば、法人カードに申し込みをすることが出来ます。
そして、もちろんカード会社の審査に通過すれば法人カードを作ることが出来ますので、学生だから、あるいは未成年だから法人カードを作れないということはありません。
ただ、学生や未成年の場合は、一般的には法人カードを取得しにくいと言われています。
というのも、法人カードはそもそも法人や個人事業主を対象としていますので、若い世代の方というよりも、20代や30代、あるいは40代以上の方を想定して発行されているクレジットカードになるためです。
また、法人カードの審査には、会社の業績なども関わってきますので、まだ年齢が若く、会社としてもあまり実績がない場合は、スムーズな取得が難しいケースもあります。
学生や未成年はまず若い世代向けのクレジットカードを
学生や未成年など、若い世代の方は法人カードに申し込みをするよりも、まずはJCB CARD EXTAGE（JCBカードエクステージ）や三井住友VISAデビュープラスカードなど、若い世代向けのクレジットカードを取得することをおすすめします。
上記のような若い世代向けのクレジットカードは、学生や未成年の方にとっては非常にメリットが大きく、尚且つ取得しやすいクレジットカードとなります。
将来的に法人カードを取得したいと考えている場合でも、個人向けのクレジットカードで利用実績を積んでおくことは非常に重要です。
そのため、学生の方や未成年の方は、まずは若い世代向けのクレジットカードを取得し、ある程度会社の実績を積んでから法人カードに申し込みをするという流れがおすすめです。
