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ICカードとは?ICチップとは?IC搭載のカードの種類とは?

ICカードとは?ICチップとは?IC搭載のカードの種類とは?日本はヨーロッパなどに比べるとカードのIC化が遅れているとされてきましたが、近年になって急速にICカードが普及するようになってきました。

ICカードとしては、SuicaやPASMOといった交通系のカードやQUICPayやEdyといった電子マネーを思い浮かべる方も多いと思いますが、最近ではキャッシュカードやクレジットカードなどのIC化も進んでいて、ICカードがより身近な存在になっていますよね。

ただ、ICカードという言葉は知っていても、実際にはどのようなものかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、ICカードやICチップにはどういった特徴があるのか、またIC搭載のカードの種類にはどのようなものがあるのかについてまとめました。

ICカードとは?ICチップとは?

ICカードとは、簡単に言うとICチップが埋め込まれたカードのことで、海外ではスマートカードやチップカードと呼ばれることもあります。

では、ICカードに埋め込まれているICチップとは何かと言うと、情報を記憶したり、高度な処理が出来るコンピューターと言っていいでしょう。

情報が集約されたICチップが埋め込まれていることで、ICカードは専用の機械にかざしたり、通したりすることで、データのやり取りが出来るようになっているのです。

ICカード・ICチップの特徴とは?

ICカードの特徴としては、まず記憶できる情報量が非常に多いということです。また、もう一つの大きな特徴としては、セキュリティ性能が高いことが挙げられます。

こういった特徴から、現在ではクレジットカードやキャッシュカード、またSuicaなどの交通系カード、流通系の電子マネーなどでICカードが急速に普及しているのです。

情報量が多い

ICカードに埋め込まれているICチップは、小さいながらPCなどのコンピューターと同じく、記憶や演算をすることが出来ます。そのため、ICカードは実に多くの情報を記憶し、処理することが出来るのです。

実際の容量はICカードによって異なりますが、一般的には32KB(キロバイト)、文字数にするとおおよそ12000文字を記憶することが可能になっています。

セキュリティ性能が高い

ICカードはセキュリティ面も優れているという特徴があります。ICカードに埋め込まれているICチップは、正規のルートではなくスキミングなどで不正に情報を読み取ろうとすると、保有している情報を一時的に壊して情報の読み取りを阻止する機能があります。

さらに、ICカードで通信をする際にも情報は暗号処理されていますので、不正に情報を読み取ってカードを偽造するといった行為が非常に困難なのです。

また、ICカードは多くの情報を記憶できるという特徴を生かし、顔写真や指紋、静脈などの生体認証の機能を搭載することも出来ますので、かなり高度なセキュリティ性能があると言えます。

IC搭載のカードの種類とは?

IC搭載のカードの種類としては、キャッシュカードやクレジットカード、交通系カードや電子マネーなど非常に様々ありますが、大きく分けると接触型ICカードと非接触型ICカードの2つの種類に分類することが出来ます。

では、接触型ICカード、そして非接触型ICカードとはどのようなものなのか見ていきましょう。

接触型ICカードと非接触型ICカードとは?

接触型ICカードと非接触型ICカードは、情報の通信の仕方がそれぞれ異なります。接触型ICカードは、専用の端末にカードを差し込んだり、カードを通したりしてデータのやり取りをするタイプです。

対して、非接触型ICカードは、無線での通信となりますので、専用の端末にカードをかざすだけでデータのやり取りをすることが出来るタイプのICカードになります。

また、最近は接触型ICカードと非接触型ICカードの両方の機能を持つハイブリットカードやデュアルインターフェイスカードと呼ばれるICカードも登場しており、ICカード1枚で様々な使い方が出来るようになっています。

接触型ICカード

接触型ICカードとしては、クレジットカードやキャッシュカードなどが代表的です。クレジットカードやキャッシュカードは、個人の所有するカードの中でも高いセキュリティ性能が求められますので、より確実にデータのやり取りが出来る接触型ICカードのタイプが選ばれています。

また、接触型ICカードは非接触型ICカードよりも多くの情報を記憶することが出来ますので、情報量が多いクレジットカードやキャッシュカードに適していると言えます。

非接触型ICカード

非接触型ICカードで代表的なカードとしては、SuicaやICOCA、PASMOなどの交通系カード、QUICPayやiD、EdyやWAONなどの電子マネーが挙げられます。また、実際のカードではありませんが、いわゆるおサイフケータイも非接触型ICカードになります。

非接触型ICカードは、接触型ICカードのように直接機械に接触させる必要がなく、かざすだけで通信が出来ますので、より手軽さや利便性が求められる交通系カードや電子マネーに採用されています。

今後はキャッシュカードやクレジットカードもICカードが主流に

現在日本では様々なカードのIC化が進んでいます。交通系カードや電子マネーなどの加速度的な普及は言うまでもありませんが、クレジットカードやキャッシュカードについても、例外ではありません。

実際に現在発行されているキャッシュカードやクレジットカードのほとんどは、ICチップが埋め込まれたICカードになっています。

特に、JCBカードや三井住友VISAカードをはじめとする大手のカード会社では、セキュリティ強化の観点からICカードを推進したり、更新の際に従来の磁気カードからICカードに切り替えるといった取り組みがなされています。

キャッシュカードやクレジットカードのIC化は、さらに急速に進んでいくことが予想されますので、今後はほぼ確実にICカードが主流になると言えるでしょう。

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