メインカードとは?クレジットカードのメインとサブカードの違い
クレジットカード関連の記事などを読んでいると、メインカードとサブカードという言葉をよく目にしますよね。ただ、クレジットカードについてあまり詳しくない方は、何のことかよく分からないという場合も多いのではないでしょうか。
メインカードやサブカードは、もちろんJCBカードのような特定のクレジットカードの名称ではなく、単なる通称となります。
メインカードやサブカードという言葉は、最近では当たり前のように使われていますが、実ははっきりとした定義があるというわけではありません。
では、メインカードとはどのようなものなのでしょうか。また、メインカードとサブカードにはどういった違いがあるのでしょうか。※本サイトの表記内容は2018年11月現在の内容です。正しい情報は株式会社セディナの公式ページを確認してください。
JCBカードは安全性と利便性を兼ね備えた日本発祥の国際ブランド
メインカードとは?
メインカードとは、はっきりとした定義ではありませんが、一般的にはメインで使用するクレジットカードの通称と認識されています。
クレジットカードを1枚しか持っていないという方は、必然的にそのカードがメインカードになるわけですが、2枚以上所有する場合は、複数枚の中でも特にメインで使うクレジットカードをメインカードと呼んでいます。
どういったカードがメインカードに向いているかについては、人それぞれ何を重視してクレジットカードを利用するのかによって異なりますので、一概には言えません。
例えば、クレジットカードでポイントを貯めたいという方はポイント還元率の高いクレジットカードをメインカードにすると良いでしょう。また、ステータス性をアピールするためにクレジットカードを持ちたいという方は、ステータス性の高いクレジットカードが適しています。
ただ、メインカードは、日常的に使用し、長く付き合っていくクレジットカードとなりますので、やはりどんな場面でも幅広く利用出来る利便性と安定性、カードイメージを重視して選ぶのがおすすめです。
そこで、利便性やカードイメージを重視した場合のメインカード向きのクレジットカードについて、下記へいくつか記載しました。
メインカード向きのクレジットカードとは?
メインカード向きのクレジットカードとしては、主に日本国内でクレジットカードを利用する場合はJCBカードがおすすめです。
また、国内だけではなく、海外でもクレジットカードを利用する機会が多いという方は、三井住友VISAカードをメインカードとして持つのがおすすめです。
JCBカードと三井住友VISAカードは、非常に汎用性が高く、あらゆる場面で利用できる利便性もあります。また、JCBカードと三井住友VISAカードは、まず知らない人はいないという程広く認知されているクレジットカードとなりますので、安定性やカードイメージという点でも非常に優秀です。
JCBカード
JCBカードは日本国内では敵なしというくらいの高い利便性があります。日本国内でJCBカードが使えないお店はまずないと言っていいでしょう。
また、JCBカードの中でも特にJCBカードのプロパーカードであるJCB ORIGINAL SERIES(JCBオリジナルシリーズ)は、幅広い世代に支持されており、安心して利用できるメインカードとして非常に人気の高いクレジットカードとなっています。
JCB ORIGINAL SERIESでは、様々な種類のカードを展開していますので、自分のライフスタイルに合ったものをメインカードとして選ぶことが出来ます。
例えば、ステータス性を重視する方やより充実したサービスを受けたいという場合は、JCBゴールドがおすすめです。
また、学生さんや20代の若い世代の方は、JCB CARD EXTAGE(JCBカードエクステージ)が最適です。
三井住友VISAカード
三井住友VISAカードは、世界シェア1位の国際ブランドVISAのクレジットカードとなりますので、国内外で高い利便性を発揮します。
そのため、日本だけではなく、海外でも不自由なくクレジットカードを利用したいという方にはメインカードとして非常におすすめです。
三井住友VISAカードは、日本国内におけるVISAカードのパイオニアと言えますので、安定性、信頼性は抜群です。
また、三井住友VISAカードでは、様々な提携カードも発行していますが、やはりカードイメージという点で選ぶなら、三井住友VISAカードのプロパーカードが良いでしょう。
三井住友VISAカードのプロパーカードには、ゴールドクラスの三井住友VISAゴールドカードや学生、新社会人向けの三井住友VISAデビュープラスカードなど、多種多様なカードがあります。
各カードの特徴を理解した上で、どのクレジットカードが自分にとって最適なメインカードであるか考慮して選ぶことが重要です。
クレジットカードのメインカードとサブカードの違い
クレジットカードのメインカードとサブカードの違いとしては、メインで利用するクレジットカードと補助的に利用するクレジットカードという点になります。
まず、メインカードは上記で記載したように、日常的にメインで幅広く利用するクレジットカードとなります。対して、サブカードはメインカードに足りない部分、プラスしたい部分を補うクレジットカードと考えると良いでしょう。
例えば、メインカードの付帯保険が少し弱いから付帯保険の充実したサブカードを持つ、あるいは特定の店舗でのみポイント優待や割引などが受けられるサブカードを持つといったイメージです。
つまり、メインカードが利便性や安定性、カードイメージなどを重視して選ぶのに対し、サブカードは純粋にどういったサービスを受けられるのかを重視して選ぶのが一般的です。
サブカード向きのクレジットカードとは?
サブカード向きのクレジットカードとしては、メインカードで何を選ぶかにもよりますが、特定の店舗や地域でお得な流通系のクレジットカードが人気があります。
また、メインカードに付帯していないサービス、あるいは充実度が低いサービスを補うためのサブカードを持つ方もいます。特にメインカードの付帯保険が弱い場合は、付帯保険が充実したクレジットカードをサブカードとして選ぶ方が多いようです。
サブカードの選び方は人それぞれですので、どのクレジットカードが適しているというわけではありませんが、特定のサービスに特化したクレジットカードやメインカードの不足を補えるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
特定の店舗でお得なクレジットカード
特定の店舗でお得なクレジットカードとしては、イオンカードやセディナカードなどがあります。
イオンカードはイオン、セディナカードはセブン・イレブンやイトーヨーカドーといった特定の店舗でポイントがお得に貯まるクレジットカードとなりますので、自分がよく利用する店舗に合ったサブカードを持つと非常にお得です。
他にもENEOSの利用でお得にポイントが貯まったりキャッシュバックを受けられるENEOSカードや三菱地所グループの施設を利用した際にメリットが大きい三菱地所グループCARDなどもサブカードに適したクレジットカードと言えます。
メインカードの不足を補えるクレジットカード
仮にショッピング保険や旅行傷害保険などがないクレジットカード、あるいは補償内容が弱いクレジットカードをメインカードとして選んだ場合は、付帯保険の充実したクレジットカードをサブカードに選ぶと良いでしょう。
基本的にクレジットカードの付帯保険は、グレードが高いカード程充実度も高くなりますが、出来れば維持費を抑えたいという方におすすめなのが、三井住友VISAカードの三井住友VISAクラシックカードAです。
三井住友VISAクラシックカードAは、最もスタンダードな三井住友VISAクラシックカードの付帯保険を充実させたクレジットカードとなります。しかも、簡単な利用条件を満たすことで実質年会費無料になりますので、維持費を掛けずに気軽に持つことが出来ます。
メインカードとサブカードは選ぶポイントを変えよう!
メインカードとサブカードに何を選ぶかは人によって異なりますが、メインカードとサブカードは、それぞれ選ぶポイントを変えるのがおすすめです。
まず、日常的に使うメインカードは、JCBカードや三井住友VISAカードのように、幅広いお店で不自由なく利用出来る利便性があり、カードイメージも良いクレジットカードを選ぶのが良いでしょう。
また、サブカードとしては、特定の店舗でお得になる流通系のクレジットカードや付帯保険などメインカードにプラスしたいサービスがあるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
そして、メインカードとサブカードをきちんと使い分けることで、よりクレジットカードのメリットを実感することが出来るでしょう。