一人暮らしとは?一人暮らしを始めるのに必要な費用は?引っ越し費用や家賃は?
進学や就職がきっかけで一人暮らしをする方は多いですよね。また、学校や職場が家から近い場合もある程度の年齢になると家を出て一人で生活をするという方も少なくないでしょう。
ただ、一人暮らしを始めるにあたって必要なのがお金です。一人暮らしを始めたいけれど費用が心配でなかなか始められないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、一人暮らしについて、また一人暮らしを始めるのに必要な費用、引っ越しに掛かるお金や家賃についてまとめました。
一人暮らしとは?一人暮らしを始めるきっかけは?
一人暮らしとは、実家を離れて一人で暮らすことです。一人暮らしを始めるきっかけは人によって様々です。
例えば、地元から遠く離れた地域の大学に進学するために一人暮らしをしたり、就職先の会社が実家から通える距離ではないために一人暮らしをする方は多いでしょう。
また、進学先や就職先の距離とは関係なく、20歳になったから親元を離れて自立しようという思いから一人暮らしを始める方もいますね。
他にも一人暮らしを始めるきっかけは人それぞれ異なりますが、特に多いのは上記で記載したように、進学や就職、あるいは自立のためという理由になるでしょう。
一人暮らしを始めるのに必要な費用は?
一人暮らしを始めるのに必要な費用としては、まず一人暮らしをするための部屋を借りる費用が必要になりますね。
もちろん、親が所有しているマンションやアパートに入居するということであれば費用は必要ありませんが、大抵の方は新たに部屋を契約する必要があるでしょう。
その際には契約をした部屋の家賃も必要ですね。
また、他にも新しい部屋に引っ越すための引っ越し費用も必要です。
仮に、親や友人に協力してもらって荷物を運ぶということであれば必要がありませんが、引っ越し業者に依頼する場合は、引っ越し費用が必要です。
そして、もし一人暮らしに合わせて家具や家電を新しく購入するという場合は、家具や家電代も必要になります。
ちなみに、部屋を借りる際に掛かる費用は、初期費用と呼ばれており、いわゆる敷金や礼金以外にも費用が発生します。
部屋を借りる際の初期費用とは?
部屋を借りる際の初期費用とは、敷金や礼金の他に、前家賃や日割り家賃、不動産会社への仲介手数料、鍵の交換費用、火災保険料などが必要になります。
他にも、マンションやアパートの管理費や共益費が掛かる場合もありますし、部屋の消毒をした際の費用、保証会社利用料が掛かる場合もあります。
敷金・礼金
敷金はいわゆる保証金として預けるお金で、退去する際に部屋のクリーニングに使用される場合もありますが、使用されなかった場合は返却されることも多くあります。
礼金は大家さんに支払う謝礼になりますので、敷金のように退去時に返却されることはありません。
前家賃・日割り家賃
前家賃は、入居前に予め支払う翌月1ヶ月分~2ヶ月分の家賃になります。仮に、月の途中から入居する際には、日数に応じて日割り計算した日割り家賃を支払います。
仲介手数料
仲介手数料は、不動産会社に支払う費用になります。仮に物件を所有している大家さんから直接借りるのであれば必要ありませんが、一般的には物件を管理している不動産会社への紹介料として支払います。
鍵交換費用
鍵交換費用は、その名の通り借りる部屋のカギを交換するための費用です。契約内容によっては、大家さんが負担する場合もありますが、大抵は借りる側が負担します。
火災保険料
火災保険料は、火災の際に建物や家具、家電の被害を補償する保険に加入するための費用となります。火災保険料も入居の際に借りる側が負担するのが一般的です。
部屋を借りるのに必要な費用や家賃、引っ越し費用はいくら?
一人暮らしを始める際に必要となる費用としては、上記で記載したように部屋を借りるための費用や家賃、引っ越し費用、家具や家電の購入に掛かる費用が挙げられます。
ただ、実際にどの程度の金額が掛かるのかは、家賃がいくらの部屋に住むのか、どの程度の距離の引っ越しなのか、何の家具や家電を購入するのかによって大きく異なります。
そのため、おおよその目安ということになりますが、具体的に何にどれくらいの費用がかかるのかについて見ていきましょう。
一人暮らしを始める際に掛かる費用の目安は?
一人暮らしを始める際に掛かる費用の目安は、下記のようになります。
家賃や引っ越し費用については、ある程度考慮している方でも部屋を借りるための初期費用についてはあまり考えていなかったという方も多いのではないでしょうか。
一人暮らしを始めるには、家賃や引っ越しの費用の他にも、敷金礼金を含む初期費用や家具、家電の購入費用などが必要になります。
一人暮らしを始めたいと考えている方は、予めどの程度のお金が必要になるのかを事前にしっかり確認しておくことが重要です。
部屋を借りる際の初期費用
部屋を借りる際には敷金と礼金がそれぞれ家賃の1ヶ月、もしくは2ヶ月分必要になります。そして、前家賃や日割り家賃も入居前に収めるのが一般的です。
他にも家賃1ヶ月分程度の仲介手数料と2万円前後の火災保険料も必要です。玄関の鍵を交換する費用は、鍵の種類によって異なりますが最低でも2万円前後は掛かります。
そのため、部屋を借りる際の初期費用としては、物件によって異なりますが、おおよそ家賃の5ヶ月分前後は必要になると言えます。
敷金 | 家賃1ヶ月~2ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月~2ヶ月分 |
前家賃・日割り家賃 | 家賃1ヶ月~2ヶ月分、日割り計算分の家賃 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分程度 |
鍵交換費用 | 2万円前後 |
火災保険料 | 2万円前後 |
引っ越し費用
引っ越し費用は、基本的には距離や荷物の量によって異なり、荷物が多く、移動距離が長い程高額になります。また、引っ越しの依頼が多い2月~4月の繁忙期は、通常時に比べて2割~3割、場合によっては4割~5割ほど割高になります。
下記は引っ越し費用の一般的な金額ということで記載しましたが、引っ越し費用は業者、あるいは業者との交渉次第でかなり金額に差が出ます。
そのため、格安な業者であったり、自分でも荷物の運搬などを手伝うといった条件で、1万円以下で引っ越しが可能になる場合もあります。
近距離(10km~20km程度) | 通常時:1万円~3万円前後 繁忙期:3万円~5万円前後 |
中距離(30km~50km程度) | 通常時:3万円~5万円前後 繁忙期:5万円~8万円前後 |
長距離(100km以上) | 通常時:5万円~8万円以上 繁忙期:8万円~12万円以上 |
家具や家電の購入費用
家具や家電の金額はものによってかなり差がありますので、何を買うか、どの程度のグレードのものを買うかで大きく異なります。
家電はメーカーにこだわらなければ、1万円台のテレビや冷蔵庫などもありますが、一般的な国産のメーカーであれば、おおよそ下記の金額になります。
また、下記の金額は新品で購入した場合の目安ということで記載していますが、家具や家電は中古で購入すれば格段に安く揃えることも出来ます。
テレビ | 2万円程度~ |
冷蔵庫 | 2万円程度~ |
洗濯機 | 2万円程度~ |
炊飯器 | 5千円程度~ |
電子レンジ | 5千円程度~ |
掃除機 | 5千円程度~ |
ベッド・布団 | 1万円程度~ |
カーテン | 5千円程度~ |
テーブル | 5千円程度~ |
一人暮らしはまとまった現金がなくても始めることは出来る?
一人暮らしを始めるのに掛かる最低限の費用の総額は、場合によって異なりますが、おおよそ30万円~50万円程度だとみておけば良いでしょう。
ただ、一人暮らしをしたいけれど現在貯金がほとんどないという方の場合、30万円~50万円という金額を貯めるのはちょっと時間が掛かりますよね。
そこで、もしまとまった現金をすぐに用意するのが難しいという場合は、現金ではなくクレジットカードで支払うという方法もあります。
大手の引っ越し会社では、クレジットカード払いに対応している会社も多くありますし、家具や家電もクレジットカードでの支払いが可能です。
また、現在は家賃や初期費用をクレジットカードで支払うことが出来る不動産会社もあります。
クレジットカードなら、すぐに現金を用意する必要もありませんし、後から分割で支払っていくことも出来ます。
そして、JCB CARD Wのように還元率が高いクレジットカードなら、よりお得にポイントを貯めることが出来ますので、大量ポイントを獲得出来るチャンスでもあるのです。