クレジットカードの名義を変更するには？結婚後の手続きは？
結婚をすると苗字が変わる場合がありますよね。日本では女性が男性側の苗字になる場合が多いと言えますが、男性が婿養子に入って女性側の苗字になる場合もあります。
苗字が変わると免許証や保険証をはじめとして、いくつか名義変更の手続きをする必要がありますが、クレジットカードも例外ではありません。
結婚後は何かと慌ただしく、クレジットカードの名義変更はつい忘れがちですが、名義が変わったらしっかりと名義変更の手続きをする必要があります。
そこで、クレジットカードの名義変更をするにはどうしたら良いのか、そして結婚後のクレジットカードの手続きについてまとめました。
クレジットカードの名義を変更するには？
クレジットカードの名義を変更するには、カード会社に連絡をして所定の手続きを行う必要があります。名義変更の手続き方法は、カード会社によって若干異なります。
インターネットで手続きが可能な場合もありますし、書面での手続きのみという場合もありますので、クレジットカードを複数枚所有している場合は、カード会社ごとに確認しましょう。
それでは、例としてJCBカードと三井住友VISAカードで名義変更の手続きをする場合の手順を見ていきましょう。
クレジットカードの名義を変更する方法
クレジットカードの名義を変更する方法は、JCBカードの場合はインターネット、もしくは郵送での手続きとなります。
三井住友VISAカードの場合は、インターネットでの名義変更は受け付けていませんので、郵送での手続きとなります。
また、クレジットカードの名義変更を行う場合は、戸籍謄本や住民票など、新しい名前を証明できる書類が必要となりますので、予め用意しておくと良いでしょう。
JCBカードの場合
JCBカードの名義変更は、JCBカードの会員専用サイトMyJCBからの手続きが簡単です。MyJCBにログインの上、「お名前・お支払い口座情報の変更」から名義変更を行います。
また、JCBカードでは郵送での手続きも可能です。郵送で手続きを行う際は、電話、もしくはインターネットで「諸変更届」を請求し、必要事項を記入した上で郵送する流れとなります。
ちなみに、もし苗字ではなく、何らかの理由で名前、つまり姓名の「名」の方が変わるという場合は、インターネットでの手続きは出来ませんので、書面での手続きを行う必要があります。
三井住友VISAカードの場合
三井住友VISAカードの名義変更は、郵送で手続きを行うようになります。必要書面の請求は、三井住友VISAカードの会員専用サイトVpass、もしくは電話で行います。
三井住友VISAカードでは、名義変更の書類が到着後、1週間～10日程で新しい名前のクレジットカードが届くようになります。
結婚後のクレジットカードの手続きは？
結婚後のクレジットカードの手続きは、苗字が変更になる場合は上記で記載した通り、名義変更の手続きが必要となります。
ただ、結婚に伴い、名前だけではなく、住所や電話番号、職場なども変わるという場合も多いでしょう。住所や電話番号、勤務先が変更になる場合も、もちろんそれぞれ手続きが必要となります。
住所、電話番号、勤務先などを変更する手続きの方法もカード会社によって異なります。ただ、ほとんどのカード会社では、インターネットからの手続きが可能となっています。
JCBカードや三井住友VISAカードでも、住所、電話番号、勤務先の変更手続きは、インターネット、電話、郵送での手続きが可能ですが、やはりインターネットでの手続きが一番簡単で手間がないでしょう。
クレジットカードの名義変更をしないとどうなる？
結婚や離婚で名前が変わった際には、免許証などだけではなく、クレジットカードの名義変更も必要となります。
ただ、中には名義変更をせずに旧姓のままクレジットカードを利用しているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、引き落とし口座の名義だけ変更して、クレジットカードの名義変更をせずに使い続けると、名義の不一致からクレジットカードを利用出来なくなる可能性があります。
また、クレジットカードを旧姓のまま利用すると、更新の際に新たなカードが届かないなど、様々な不具合が起きる場合もあります。
そのため、少し面倒ではありますが、クレジットカードの名義変更、また住所や連絡先など登録内容の変更手続きはしっかりと行うようにしましょう。
