結婚式のご祝儀とは?ご祝儀の相場は?年齢・関係性別の平均金額は?
結婚式に参加する際に必要になるのがご祝儀ですよね。20代~30代の方は友人の結婚式が重なってご祝儀を用意するのが大変になることも少なくないでしょう。
ただ、あまり結婚式に参加したことが無い方、あるいは自分でご祝儀を用意したことがない方は、そもそもご祝儀とは何なのか、またどれくらいの金額を包めば良いのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、そもそも結婚式のご祝儀とはどういったものなのか、またご祝儀の相場や年齢、関係性ごとの平均金額についてまとめました。
結婚式のご祝儀とは?ご祝儀を渡すタイミングは?
結婚式のご祝儀とは、挙式に参列した方や披露宴に呼ばれた招待客が、結婚のお祝いとして渡すお金です。
結婚式のご祝儀は、元々結婚に関する行事などを手伝ってくれた人に対して渡すチップのような位置づけでしたが、現在では上記で記載した通り招かれた側が渡すものとして広く認識されています。
また、結婚披露宴では、通常フルコースの食事が提供されたり、引き出物を渡されますので、お祝いの他に料理や引き出物などの料金を支払うという意味合いもあります。
挙式や披露宴に招待された以上、ご祝儀を持たずに手ぶらで行くという選択肢はまずありませんので、招待を受けて参加する場合は必ず持参しましょう。
ただ、地方によっては招待制ではなく、会費制の結婚式を開く場合もありますので、その際には会費として指定された金額を用意すれば問題ありません。
結婚式のご祝儀は結婚式当日に受付で渡す
結婚式のご祝儀は、挙式や披露宴当日に渡すのが基本です。結婚式では本人の親族や友人などが会場前で受付をしていますので、挙式や披露宴が始まる前に受付の方に渡すというのが一般的な流れになります。
仮に、結婚する本人に当日直接会う機会があっても、挙式や披露宴の合間に本人にご祝儀を手渡すというのは、大変失礼になりますので絶対に止めましょう。
また、もし挙式や披露宴には参加しないけれど、ご祝儀は渡したいという場合は、出来るだけ結婚式の前に渡すようにしましょう。
事前にご祝儀を渡す場合は、きちんとご祝儀袋に入れたものを自宅まで持参するか、もしくは郵送します。
ただ、郵送する場合は、普通郵便で送付するのではなく、必ず現金書留にして郵送するように注意しましょう。
結婚式のご祝儀の相場は?年齢や関係性で金額は変わる?
ご祝儀の相場は、一般的には3万円と言われる場合が多いのですが、一概には言えません。
というのも、結婚式のご祝儀は、結婚をする方との関係性や年齢などによっても相場が変わってくるのです。
そのため、ご祝儀の金額を決める際には、3万円と決めつけるのではなく、自分の年齢や相手との関係性を考慮した上で、決めることをおすすめします。
年齢や関係性別のご祝儀の相場は?
年齢や関係性別のご祝儀の相場としては、まず年齢に関しては年齢が上がるにつれてご祝儀の平均金額も高くなります。
例えば、20代~30代前半ではおおよそ3万円となりますが、30代後半~40代以上になると、5万円、10万円以上という場合も多くなります。
次に、新郎新婦との関係性では、友人よりも姉妹や兄弟の方がご祝儀の平均金額は高くなります。
また、会社関係の場合、基本的には3万円で問題ありませんが、仲の良い同期や同僚、上司や先輩などは5万円以上包む場合も多いです。
ちなみに、もし結婚式に出席せず、事前にご祝儀のみを渡す場合は、出席した際に渡す金額の半分~3分の1程度で問題ありません。
ただ、出欠の返信期限が過ぎていたり、結婚式が間近に迫ってからやむを得ず欠席する場合は、キャンセル料なども発生しますので3万円なら3万円全額を包むようにしましょう。
年齢別のご祝儀の平均金額
20代~30代前半 | 3万円 |
30代後半~40代以上 | 3万円、5万円~10万円 |
関係性別のご祝儀の平均金額
友人 | 3万円~5万円 |
兄弟や姉妹 | 5万円~10万円 |
親戚 | 3万円、5万円~10万円 |
同期や同僚 | 3万円、5万円~10万円 |
上司や先輩 | 3万円、5万円~10万円 |
部下や後輩 | 3万円 |
結婚式のご祝儀で包んではいけない金額は?
結婚式のご祝儀では、包んではいけない金額やマナー違反に当たる金額があります。
基本的には、割り切れる金額、つまり偶数の金額はタブーとされています。
ただ、2万円はペアということで良しとされたり、8は末広がり、そして10万円以上であれば偶数でも問題ないといった例外もあります。
その他の奇数の金額であれば基本問題はありませんが、9万円は「苦」を連想させるということで、奇数でも避けるべき金額とされています。
そのため、一般的なご祝儀の相場とされる3万円よりも多く包みたい場合は、最低でも5万円、そして5万円以降は7万円、10万円以上という金額にするのが良いでしょう。
ご祝儀のお金は新札で用意するのがマナー
結婚式のご祝儀は金額に関わらず、全て新札で用意するのがマナーです。当然ですが、ご祝儀袋に入れるのは現金のみですので、間違ってもギフトカードや商品券を包まないようにしましょう。
もちろん、ご祝儀とは別のお祝いとして渡すのであれば商品券でも問題ありませんが、結婚式のご祝儀として渡す際には新札の現金のみとなります。
新札は銀行や郵便局の窓口で両替してもらえますので、当日までにきちんと用意しておきましょう。
ただ、もしどうしても当日まで新札の用意が間に合わなかった場合は、ホテルや式場のフロントで対応してもらえる場合もありますので、万が一の時は確認してみると良いでしょう。
ご祝儀とは別にお祝いの品を用意するのもおすすめ!
結婚式のご祝儀には、一般的な相場やマナーがありますので、おめでたい席で無用な恥をかかないためにも、事前にしっかりと確認して準備しておくことが大切です。
特にご祝儀の金額には、偶数などタブーとされている金額もありますので、注意しましょう。
また、出来れば3万円以上包みたいけれど、5万円は厳しいという場合は、3万円のご祝儀の他に5千円~1万円程度のワインやペアグラスなど、お祝いの品を贈るという方法がおすすめです。
お祝いの品は、クレジットカードを利用して購入することも出来ますので、手元に現金がなくても問題ありません。
また、クレジットカードを利用すれば、利用金額に応じたポイントも獲得出来ますので、JCB CARD Wのように、還元率の高いクレジットカードを利用すればよりお得になります。