給料とは?日本人の平均年収は?性別・年齢・業種による年収の違いは?
現代は働き方も多種多様になっていますよね。会社に行って業務をする方もいれば、自宅で仕事をしている方もいるでしょう。
また、決められた時間に仕事をするのではなく、自分のライフスタイルに合わせて自由に仕事をするフリーランスの方も多くなっています。
ただ、収入に関して言うと、やはり会社から給料をもらうというスタイルが大多数を占めるのではないでしょうか。
そこで、給料について、また日本人の給料の平均月収や手取り、年齢別の平均年収についてまとめました。
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給料とは?給料と給与の違いは?
給料とは、労働の対価として支払われる報酬のことです。会社員の方は、毎日仕事をする代わりに、給料日には会社から給料が支払われますよね。
ただ、厳密に言うと私たちが給料日に受け取っているのは、給料ではなく給与になります。
というのも、給料と給与を同様の意味で使用している方も多いと思いますが、実は給料と給与は異なる意味があるのです。
給料というのは、会社から支払われる報酬から各種手当や残業代などを差し引いたもの、つまり純粋な基本給のことを指します。
対して、給与というのは、各種手当や残業代を含む会社から与えられる報酬全てのことを言います。
そのため、ボーナスに関しても、給料ではなく、給与に含まれるということになるのです。
日本人の平均年収は?年齢や性別による違いは?
日本人の平均年収については、国税庁が公表している民間給与実態統計調査という統計情報で確認することが出来ます。
国税庁のデータでは、平成28年度分が最新となっていますが、平成28年度の平均年収は422万円という結果になっています。
平均年収が422万円ということは、毎月の給与に換算するとおおよそ35万円程になります。
ただ、平均年収422万円という数字には、ボーナスなども含まれていますし、保険料なども引かれていませんので、手取りにすると金額は少なくなりますね。
男女別・年齢別の平均年収は?
上記で記載した平均年収422万円という数字は、性別や年齢に関わらず全ての平均としての金額となりますので、自分とはかなり違うなと感じた方も多いかもしれません。
平均年収については、男性と女性の性別ごと、また年齢ごとの平均を見ると、より実感出来るでしょう。
男女別の平均年収としては、男性が521万円、女性が280万円となっており、男性の方が平均年収が200万円以上多いという結果になりました。
また、年齢別の平均年収としては、50歳~54歳が504万円と最も多く、19歳以下が131万円と最も低くなっています。
女性の場合は、家庭に入りパートなどで仕事をしているケースも多いため、男性に比べてて全体的に平均年収が低く算出されています。
男女別の平均年収
男性 | 521万円 |
女性 | 280万円 |
年齢別の平均年収
19歳以下 | 131万円(※男性157万円、女性106万円) |
20歳~24歳 | 258万円(※男性275万円、女性241万円) |
25歳~29歳 | 351万円(※男性383万円、女性309万円) |
30歳~34歳 | 403万円(※男性457万円、女性315万円) |
35歳~39歳 | 433万円(※男性512万円、女性300万円) |
40歳~44歳 | 460万円(※男性563万円、女性302万円) |
45歳~49歳 | 494万円(※男性633万円、女性299万円) |
50歳~54歳 | 504万円(※男性661万円、女性296万円) |
55歳~59歳 | 494万円(※男性649万円、女性288万円) |
60歳~64歳 | 378万円(※男性479万円、女性228万円) |
65歳~69歳 | 306万円(※男性387万円、女性195万円) |
70歳以上 | 298万円(※男性368万円、女性207万円) |
業種別の平均年収は?年収が高い職業は何?
年収は、年齢や性別の他に業種によっても差が出る傾向にあります。
もちろん、同じ業種でも会社の規模や業績、勤続年数や役職などによっても収入は異なります。
例えば、最も年収が高い業種であっても、役職によっては最も年収が低い業種で働いている方の方が年収が高い場合もあります。
そのため、年収が高い業種、あるいは年収が低い業種といっても当然個人によって差がありますので、一概には言えません。
ただ、全体の平均として年収の高い、低いという傾向はありますので、平均的に最も年収が高いのはどういった職業なのでしょうか。
最も平均年収が高い業種は?平均年収が低い業種は?
最も平均年収が高い業種は、電気・ガス・熱供給・水道業で、ボーナスを含む平均年収は769万円です。
また、電気・ガス・熱供給・水道業に次いで、平均年収が高いのは、金融業・保険業の626万円となっています。
逆に、最も平均年収が低い業種は宿泊業・飲食サービス業で、ボーナスを含む平均年収は234万円です。
やはり電気・ガス・熱供給・水道業といったいわゆるライフライン系の業種は、年収も高額になっていますね。
そして、宿泊業・飲食サービス業は、アルバイトやパートタイマー、非正規雇用の方も多い業種となりますので、他の業種に比べて平均年収も低いと言えるでしょう。
業種別の平均年収
電気・ガス・熱供給・水道業 | 769万円 |
金融業・保険業 | 626万円 |
情報通信業 | 575万円 |
学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業 | 503万円 |
製造業 | 493万円 |
建設業 | 473万円 |
不動産業・物品賃貸業 | 441万円 |
運輸業・郵便業 | 423万円 |
複合サービス業 | 422万円 |
医療・福祉 | 389万円 |
卸売業・小売業 | 364万円 |
サービス業 | 341万円 |
農林水産・鉱業 | 294万円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 234万円 |
年収の高い・低いに関わらず貯蓄は必要!無理なく節約したいなら?
日本人の平均年収は、国税庁が発表している平成28年度分のデータでは、上記で記載した通り422万円となっています。
ここ数年の平均年収ということで見ても、おおよそ同様の数字となっていますので、400万円台前半が近年の日本人の平均年収だと言えるでしょう。
422万円という年収は、人によっては高いと感じるかもしれませんし、逆に低いと感じるかもしれませんね。
年収が高いに越したことはありませんが、年収の高い、低いに関わらず、今後の生活を考えれば出来るだけ貯蓄に回したいものです。
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