クレジットカードの有効期限は?カード更新時の手続きは必要?
クレジットカードで支払いをする際に、ついうっかり有効期限切れのクレジットカードを出してしまったという経験はないでしょうか。
普段クレジットカードを使っている際はあまり意識することはないかもしれませんが、クレジットカードには有効期限があります。
もちろん、既にクレジットカードを利用している方にとっては常識だと思いますが、これからクレジットカードを取得しようと考えている方は、クレジットカードの有効期限についてよく分からないことも多いでしょう。
そこで、クレジットカードの有効期限とは一体どういったものなのか、またクレジットカードを更新する際に手続きは必要なのかなどについてまとめました。
クレジットカードの有効期限は?
クレジットカードには有効期限があります。クレジットカードの有効期限は、クレジットカードがいつまで利用出来るかという期限です。
クレジットカードの有効期限内であれば、通常通りクレジットカードで買い物をしたりすることが出来ますが、有効期限の切れたクレジットカードは利用することが出来ません。
また、クレジットカードの有効期限は、カード会社、クレジットカードの利用状況や年数によって異なりますので、一概に何年ということは出来ません。
ただ、新規発行の場合は、最初の有効期限が1年程と短く設定されている場合が多く、その後利用状況などによって有効期限も長くなっていくというのが一般的です。
クレジットカードの有効期限を確認するには?
クレジットカードの有効期限は、クレジットカードの表面を見れば簡単に確認することが出来ます。
クレジットカードの表面には、カード番号や自分の名前の他に「10/20」や「04/23」といった「/」で区切られた数字が書いてあります。
「/」で区切られた4ケタの数字が有効期限です。4ケタの数字は、有効期限の「月/年」を表しています。
例えば、「10/20」であれば2020年10月が有効期限となります。また、「04/23」であれば、2023年4月が有効期限ということを表しています。
クレジットカード更新時の手続きは必要?
クレジットカードの更新時の手続きは、基本的には必要ありません。クレジットカードは、自分が解約をしない限り、カード会社の方で自動更新となりますので、更新の際に自分で何かしらの手続きを行うことはありません。
ただ、上記で記載したように、クレジットカードの表面には有効期限が記載されていますので、有効期限が切れたクレジットカードをそのまま使うことは出来ません。
そのため、有効期限のおおよそ1ヶ月~半月前になると、カード会社から有効期限が更新された新しいクレジットカードが届きます。
そして、有効期限が更新されたクレジットカードを使えば、また通常通りクレジットカードで買い物や支払いをすることが出来ます。
その後も、自分でクレジットカードを解約しない限り、有効期限が近付くと新たなクレジットカードが届き、有効期限も更新されていくという流れになります。
クレジットカードが更新されない場合もある
クレジットカードは、基本的には上記で記載したように、更新時にカード会社から有効期限が更新された新たなクレジットカードが届きます。
ただ、場合によっては自分で解約をしていなくても、新たなクレジットカードが届かない、つまりクレジットカードが更新されないというケースもあるのです。
クレジットカードが更新されない場合(一例)
・年会費を支払っていない
・何度も延滞を繰り返している
・一度もカードを利用していない
・債務整理を行った(自己破産など)
・カード会社の規約に違反する行為があった
上記のような場合は、必ずというわけではありませんが、クレジットカードが更新されない可能性があります。
また、クレジットカードの利用履歴などは、他の金融機関でも情報が共有されていますので、仮に他のクレジットカードやローンで支払いが滞っているといった状況でも、カードが更新されない場合があります。
クレジットカードの更新にはクリーンな利用履歴が重要
クレジットカードは、基本的には自動更新となりますので、自分で解約の手続きをしない限り、更新時に新たなカードが届き、有効期限も更新されていきます。
ただ、上記で記載したように、延滞や滞納を繰り返していたり、規約に違反する行為を行うなどの問題があると、カード会社の方で更新を拒否する場合があります。
また、クレジットカードを一度も利用していない場合も、カード会社では利益にならないと判断して、次回の更新がなされない可能性があります。
スムーズにクレジットカードを更新するためにも、最低でも1年に1回~2回はクレジットカードを使い、毎月きちんと支払いをしてクリーンな利用履歴にしておくことが重要です。