クレジットカード納付の方法とは？カードで税金を支払う際の手順とは
現在は地方税だけではなく、一部の国税もクレジットカードでの納付が出来るようになっていますので、次回からクレジットカード納付を検討しているという方も多いのではないでしょうか。
ただ、初めてクレジットカード納付を行うという方は、どういった方法や手順で納付をすれば良いのか分からないという方も少なくないでしょう。
ただ、クレジットカード納付は、特に難しい手続きなどはなく、非常に簡単な方法で手続きを行うことが出来ますし、所要時間も短時間で済みます。
そこで、クレジットカード納付の方法について、またクレジットカードで税金を支払う際の手順についてまとめました。
クレジットカード納付の方法とは？
クレジットカード納付の方法は、インターネット上で手続きを行うようになります。クレジットカード納付に利用するサイトは、「国税クレジットカードお支払サイト」です。
納付の方法としては、これまで税務署や金融機関に行って支払う方法、あるいは指定した口座からの引き落とし、ネットバンキングなどで支払う方法などがありましたが、現在はクレジットカードで納付することも可能となっています。
クレジットカード納付の場合は、上記で記載した通り、インターネット上での手続きのみとなりますので、金融機関や税務署での支払いは出来ません。
税金の支払い方法は？消費税・住民税・固定資産税の納付場所は？
ちなみに、これまでにも一部の地方税などは個別にクレジットカードで納付することが可能ではありましたが、現在は国税もクレジットカードで納付することが出来ます。
クレジットカード納付に対応している税目は、現在30種類となっていますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
クレジットカード納付とは？カードで納税・税金の支払いは出来る？
カードで税金を支払う際の手順とは？
クレジットカードで税金を支払う手順は、上記で記載した通り「国税クレジットカードお支払サイト」を利用してインターネット上で手続きを行うようになります。
国税クレジットカードお支払サイトを利用したクレジットカード納付の手順は、必要事項を入力していくだけですので、非常に簡単です。
クレジットカード納付の手順
クレジットカード納付の手順としては、まず「国税クレジットカードお支払サイト」にアクセスします。国税クレジットカードお支払サイトにアクセスすると、初めに利用規約に同意する必要がありますので、内容を確認した上で同意をします。
そして、必要事項となる「利用者情報」「納付内容」「クレジットカード情報」を順次入力していく手順となります。
「利用者情報」を入力する
「利用者情報」を入力する項目では、氏名、住所、電話番号の入力を行います。他の入力項目としては、整理番号と納付先税務署がありますが、整理番号が不明な場合は空欄で問題ありません。
また、納付先税務署は、もちろん自分で入力しても良いのですが、入力した住所の近くにある税務署を検索して選択することも出来ます。
「納付内容」を入力する
「利用者情報」を入力する項目では、まずは納付する税目を選択し、申告書を確認して課税期間や申告区分、納付する税額を入力します。
「クレジットカード情報」を入力する
「クレジットカード情報」を入力する項目では、納付に利用するクレジットカード情報を入力します。入力する内容は、ネットショッピングなどと同様で、カード番号、有効期限、支払い方法、セキュリティーコードです。
また、納付の手続きが完了した際に送信される納付手続完了メールを希望する場合は、メールアドレスも入力します。
入力内容を確認して「納付」ボタンを押す
上記項目の入力が完了したら、納付ボタンを押して手続きは完了です。納付ボタンを押すと、手続完了のページが表示されますので、印刷して保存しておきましょう。
「納付」ボタンを押す前に必ず入力内容の確認を
クレジットカード納付は、上記で記載した通り、利用者情報、納付内容、クレジットカード情報を入力するだけで簡単に手続きが出来ます。
また、クレジットカード納付は全てインターネット上で手続きが完了しますので、税務署や金融機関に出向く手間もありませんし、時間も気にせず手続きをすることが出来ます。
ただ、クレジットカード納付では、最後に「納付」ボタンを押すと納付手続きが確定しますので、それ以降の取り消しや訂正は出来ません。
仮に、間違った内容で納付を確定してしまった場合は、税務署に連絡をして別途還付の手続きを行わなければなりません。
そうなると、余計に手間が掛かってしまいますので、クレジットカード納付で「納付」ボタンを押す際には、必ず入力した内容に誤りがないかしっかりと確認しましょう。
