クレジットカードは海外でも使える？海外でカードを使う方法は？
海外に行く際に、クレジットカードを利用したいけれど、問題なく使えるのか心配だという方は多いのではないでしょうか。
特に、初めての海外旅行でクレジットカードを使うのは、かなり不安ですよね。
日本国内では日常的にクレジットカードを使っていても、いざ海外で利用するとなると、どうやって使えば良いのか、そもそも自分のクレジットカードは使えるのかと悩むこともあるでしょう。
そこで、クレジットカードは本当に海外でも使えるのか、また海外でクレジットカードを使うにはどうしたら良いのかについてまとめました。
クレジットカードは海外でも使える？
クレジットカードは海外でも使うことが出来ます。日本で発行されたクレジットカードは、基本的にはどのカードでも海外で利用することが可能です。
ただ、クレジットカードには国際ブランドがあり、店舗ごとに対応している国際ブランドが異なりますので、日本国内でも同様ですが、海外でも店舗によっては利用出来ないという場合もあります。
国際ブランドとは？クレジットカードの国際ブランドの選び方とは？
ちなみに、日本国内でシェアの多い三井住友VISAカードの国際ブランドは、世界シェアNO1のVISAとなりますので、海外の店舗でも幅広く利用することが出来ます。
また、日本発祥の国際ブランドであるJCBカードは、海外ではあまり強くないと言われてきましたが、現在は海外でのカード加盟店も増え、海外の主要の観光都市であれば問題なく使うことが出来ます。
ただ、念のためクレジットカードは、国際ブランドの異なるものを最低2枚は持って行った方が良いでしょう。三井住友VISAカードとJCBカードであれば、どちらも信用度の高いクレジットカードとなりますので、海外に行く際にもおすすめの組み合わせです。
海外でクレジットカードを使う方法は？
海外でクレジットカードを使う方法は、基本的には日本国内と同様です。買い物をしたら、お会計の際にレジでクレジットカードを差し出せば、クレジットカードで決済してくれます。
また、海外でも日本と同じように、クレジットカード決済の際はサイン、もしくは暗証番号の入力を求められますので、指示に従って行えばクレジットカードで支払いをすることが出来ます。
海外でクレジットカードを使う際に注意することは？
上記で記載したように、海外でも日本と同様の手順でクレジットカードを使うことが出来ますが、海外で使う際にはいくつか注意しておきたい点があります。
海外でクレジットカードを使った際に、不要なトラブルにならないためにも、下記のことを注意しておくと良いでしょう。
カード裏面の署名は必須
クレジットカードの裏面には、本人が署名する欄がありますが、中には何も書かずに使っている方もいるのではないでしょうか。
日本では署名がないクレジットカードでもそのまま利用出来る場合もありますが、海外では署名のないクレジットカードの利用を拒否する店舗も少なくありません。
また、カード裏面の署名がないクレジットカードは、旅行傷害保険が適用されない場合もありますので、海外旅行に行く際には事前にカード裏面に署名をしてあるかしっかり確認しておくようにしましょう。
レシートや伝票の金額をしっかりチェックする
海外でクレジットカードを使う際には、レシートや伝票に掛かれた金額をきちんと確認してから、サイン、あるいは暗証番号の入力を行いましょう。
日本国内では金額をそれほどしっかり確認せずにサインしている方も多いと思いますが、海外でクレジットカードを利用する際には、金額のチェックは必須です。
海外では国や店舗によって、かなり大雑把なところもありますので、金額が間違っている場合がないわけではありません。よくチェックせずにサインをしたら、金額が一ケタ違っていたなんてことにならないためにも、レシートや伝票の金額はよくチェックしましょう。
チップで支払う金額は自分で記入する
海外の飲食店やレストランでは、利用した代金の他にチップを支払うのが一般的です。現金で支払う場合は特に問題ありませんが、利用代金と併せてクレジットカードでチップを支払う場合は、チップとして支払う金額も自分で記入します。
お店によっては、事前に伝票にチップとして支払う金額のパーセンテージが記入されていたり、予め食事代にチップの金額が上乗せされている場合もあります。
ただ、クレジットカード伝票のチップの欄を空欄にしたまま、サインをしてお店の人に渡してしまうと、お店側に高額なチップの代金を勝手に記入されてしまう場合もありますので、要注意です。
海外では現金払いよりもクレジットカードの方がおすすめ
海外旅行に行く際には、念のために現金を多めに持って行くという方も多いかもしれませんが、海外で多額の現金を持ち歩くのは非常に危険です。
現金を多く持っていると、スリや盗難に遭う危険性がかなり高くなりますので、出来るだけ現金を持たず、クレジットカードで支払うようにすることは、海外旅行の鉄則と言えます。
また、現金は現地のお金に両替する際に高額な手数料が発生します。両替手数料は両替する通貨の種類や空港によっても異なりますが、おおよそ4％～10％です。
対して、クレジットカードの手数料は、せいぜい1％～2％程度ですので、現金を両替するよりも圧倒的に手数料は少なくて済みます。
三井住友VISAカードやJCBカードであれば、海外でもおおよそ問題なく使うことが出来ますので、海外旅行の際にはぜひクレジットカードを持って行きましょう。
